【イベントレポート】WebメディアのPV動向とトレンドを大公開!

目次

「WebメディアのPV動向とトレンド」をテーマにしたリアルイベント開催!

2023年9月28日に、アイモバイル主催リアルイベントでは最多の100名規模のイベントをGoogleオフィスにて開催しました。ご来場いただきまして、誠にありがとうございました!

今回のイベントは、Webメディアを運営する上で、どのような課題を抱えているかアンケートを実施した結果、「PVアップ」を一番の課題としていたため、PVを中心にしたイベントを企画しました。

イベントには、マーケティングチャネルの分析プラットフォームを運営しているSimilarWeb Japanにご登壇いただき、PV動向やトレンドについてお話いただきました。
各パートごとにイベント内容を振り返りたいと思います。

コロナ禍以降のWebメディアのトレンドは?

SimilarWeb Japan株式会社 海江田様

本パートではSimilarWeb Japan株式会社 Sales Manager 海江田様に登壇していただきました。

コロナ禍以降、ユーザーの可処分時間の過ごし方が変わり、Webメディア市場ではPVが減少傾向となりました。主な要因としてユニークユーザーの減少、セッション数の減少が挙げられ、SimilarWebの自社データを元に詳しく解説していただきました。
特に、急成長メディア vs.マイナス成長メディアの特徴やそれぞれの比較の部分はとても興味深い内容でした。

そして今回、イベントで使用した資料を特別に無料配布します!

■内容
・SimilarWeb Japanによる過去3年のWebメディアのセッション/ユニークユーザー数の推移
・主要ジャンルのトラフィック増減率
・プラス成長率 TOP100 サイト vs マイナス成長率 TOP100 サイトの比較分析

他にもGoogleの発表や、アイモバイルの発表についても資料にまとめています!
イベント参加が出来なかった方、イベント参加したけど詳しくデータを見たいという方、ぜひ下記より資料のDLをお願いします。

▼▼▼資料ダウンロードはこちら▼▼▼




    チャネルパートナーとしてのアイモバイル

    グーグル合同会社 ケビン様

    グーグル合同会社からは杤木ケビン様から、GCPP/チャネルパートナーシップについてご説明いただきました。

    ■GCPPとは
    GCPPとは「Google Certified Publishing Partner」の略称で、Googleが2015年10月に新設したWebサイト・アプリ運営者様向けの認定代理店制度で国内数社のみが認定をされており、その中の1社にアイモバイルも含まれます

    具体的には、広告収益の最大化のサポートやコンサルティング、ポリシー違反の解除に向けたサポート、データ分析、新規ユーザーの獲得など多岐にわたるサポートをしております。

    サポートプロダクトは、GoogleAdManager(Google AdExhange)、Google Adsense、Google AdMobの計3つとなり、それぞれ広告枠ごとの管理からアカウント全体のコンサルティングまで行っています。
    特にアカウント全体のコンサルティングに当たるMCMに関しては、パブリッシャー様とより密接にコミュニケーションを取りながら、収益最大化に向けPDCAを回していくサポートプログラムになります。

    気になる「確認クリック」への対策

    株式会社アイモバイル 中島

    そしてアイモバイルからは、メディアコンサルティンググループリーダーの中島が登壇し、直近のトピックとして「確認クリック検知ソリューション」の紹介をさせていただきました。

    ■確認クリックとは
    確認クリックとは、Googleのシステムが広告に「ユーザーの意図しないクリック」が発生していると判断した際に、広告主ページにアクセスする意思を確認する機能です。
    ユーザーは広告を2回クリックしないと広告主のページに遷移できなくなります。
    ユーザーにとってエクスペリエンスが向上する一方、パブリッシャー様にとってはクリック数の減少に繋がり収益が減少します。

    詳しくはこちらの記事でも紹介しています。

    あわせて読みたい
    【要注意!】確認クリックとは ~「解除方法」と「世界初?!独自ソリューション」について~ Googleポリシー違反の一つである「確認クリック」をご存じですか?最近パブリッシャー様から確認クリックが発生して困っているというご相談をいただく機会が増えました...

    ■確認クリック検知ソリューションのリリース
    アイモバイルでは確認クリックをいち早く検知できる「確認クリック検知ソリューション」の提供を開始しました。
    特徴としては大きく2つです。

    ・WEBサイトで確認クリックが発生した際、独自ソリューションで検知することが可能
    ・Googleアドマネージャー上で通知が来ていない場合においても、迅速に確認クリックを検知

    また、Googleアドマネージャー上で検知された確認クリックを含む全てのポリシー違反を弊社内へ通知する仕組みとフローを構築しているため、いち早くポリシー違反へ対応し、パブリッシャーの広告配信に影響が出ないよう広告マネタイズ支援を行うことも可能です。

    プレスリリースも出していますのでこちらからご覧ください。

    プレスリリース・ニュースリリース...
    アイモバイル、Googleプロダクトにて「確認クリック検知ソリューション」の提供と、「ポリシー違反へのコン... 株式会社アイモバイルのプレスリリース(2023年6月21日 15時00分)アイモバイル、Googleプロダクトにて「確認クリック検知ソリューション」の提供と、「ポリシー違反へのコ...

    確認クリックにお困りの方は、ぜひお問い合わせください!

    「PVアップの成功事例、失敗事例」を一部ご紹介

    ディスカッションの様子

    3社のパート終了後、お集まりいただいたパブリッシャー様同士で「PVアップの成功事例、失敗事例」についてディスカッションを行いました。
    一部事例をご紹介します。

    ■成功事例

    • ランキングをカテゴリで切り分けたところ、ランキングのCTRが1.3~1.5倍になり、PVに良い影響がでた。
    • ジャンルの精査:扱うコンテンツによってはイベントや市況を踏まえたネタを取り扱う
    • 同じテーマの記事を同時期に「かたまり」で出すことによって、ディスカバーなどでのレコメンドを狙う。専門サイトでなくても、専門性を打ち出せる。
    • 新商品や新機能を紹介する記事を書いても大手メディアが取り上げていると検索上位には表示されない。新機能を使いたいけれどやり方がわからないといった悩みを解決するハウツー記事を書くことで検索上位に表示されて流入が増えた。自分の失敗談など・実体験に基づく内容の方がPVを獲得できる。

    ■失敗事例

    • PVを上げるためにページコンテンツを分けすぎると、ユーザーが欲しい情報を見つけられず、離脱が起こる。結果検索からの評価が下がりUUも下がりPVも下がった。
    • ポータルサイトと提携して記事配信を開始したものの、流入数は微々たるもので、検索順位も自社サイトのほうが下位になる。
    • 1ページにおけるコンテンツの数を増やして、ページャーの平均使用回数を下げたところPVの減少に繋がった。

    成功事例に関してはSEOやGoogle Discoverなど流入を増加させる施策が目立ち、失敗事例に関しても流入の増加施策による失敗の事例が挙がりました。

    パブリッシャー様同士の交流も大変盛り上がっており、懇親会でもお酒を片手に既存事例だけでなく、新たな施策をご検討されている方もいました。

    まとめ

    今回は約100名のパブリッシャー様にご来場いただき、直近のアイモバイル主催イベントの中でも最大規模のイベントになりました。

    パブリッシャー様同士の交流もでき、今後も参加してよかったと思っていただけるイベントを開催してまいりますので、皆さまのご参加をお待ちしております!

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