Webサイトの課題を解決するための取組み
アイモバイルでは、パブリッシャー様の広告収益を最大化するサポートを行っています。
先日、Webサイトを運営するパブリッシャー様に「メディアを運営する上での課題」についてアンケートを実施しました。
その結果、「PVアップ」に関して課題を感じているパブリッシャー様が多く、9月に開催したリアルイベントにてSimilarWeb Japan株式会社より「WebメディアのPV動向とトレンド」というテーマでご登壇いただきました！
参加者100名以上のイベントとなり、とても盛り上がりました。
▼イベントの様子はこちら
今回の記事では、WebサイトやAppの競合分析ツールで有名な「Similarweb（シミラーウェブ）」の使い方を直接お伺いします。
シミラーウェブで出来ること、PVを上げるための分析、収益最大化のための活用術などをご紹介しているので、ぜひメディアの運営にお役立てください！
株式会社アイモバイル
メディアソリューション事業本部
広報担当者 アイモバ子
Web/Appパブリッシャー様に向けて、自社プロダクト・外部プロダクトを活用したマネタイズサポートを行う。部署広報・PRとして、SNS運用やオウンドメディア運営、イベント司会なども担当。
SimilarWeb Japan 株式会社
Sales Manager
海江田 諭 （かいえだ さとし）
慶應義塾大学文学部卒業後、株式会社ギャプライズに入社。複数の新規事業立ち上げを担当し、2014年7月よりSimilarweb専任に。SDR, Sales, Marketing, BizOpsの兼任時代を経て2017年よりSalesマネージャーを務める。
2019年10月より株式会社エブリーにてレシピ動画メディアの広告プロダクトマネージャーやストラテジックプランニングチームのマネージャーを歴任したのち、2021年12月より現職。
エブリーでは約1年間、広告マネタイズの担当を務めており、GAMの管理者やAPP/Web両面へのヘッダービッディング導入、PMPの販路拡大などを経験。
簡単に競合分析ができるシミラーウェブ
アイモバ子：先日はイベントへのご登壇ありがとうございました！改めてにはなりますが、シミラーウェブの概要について教えてください。
海江田さん：我々シミラーウェブは、マーケティングチャネルの分析プラットフォームを提供しているマーケットインテリジェンス企業です。弊社が提供するプラットフォームで、ユーザーは自社だけでなく、競合をはじめとする他社のサイトやAppのデジタルパフォーマンスを分析し、インサイトを得ることができます。
アイモバ子：ありがとうございます！では具体的にはどのようなことが出来るのですか？
海江田さん：はい、シミラーウェブでは知りたいサイトのURLを入力するだけで、そのサイトのアクセス状況や流入キーワード、広告の掲載情報などを知ることができます。
アイモバ子：私たちも毎日使ってます！ちなみに無料版でも主要な機能が使えますが、有料版ではどういったことができますか？
海江田さん：例えば、無料版では直近3か月までのデータ提供となりますが、有料版では1年以上遡ってデータを見ることが可能になります。他にも、ディレクトリ/ページ単位の分析や業界単位の分析、モバイルAppの分析など実は有料版でしか使えない機能も多数あるんです。
WebサイトのPVを上げるための分析とは？
アイモバ子：先日パブリッシャー様にWeb運営をする上でどういった課題があるかお伺いしたところ、PVアップに悩んでる方が多くいました。シミラーウェブを活用してPVを上げる分析はできますか？
海江田さん：可能です。シミラーウェブでは、ユーザーがどこから流入してきているかを自社と競合で比較して分析することができます。
海江田さん：サイトBの方が、ダイレクト、リファラル、オーガニック検索でユーザーを獲得していることが分かりました。ソーシャルメディアは若干サイトAの方が上回っていますね。
アイモバ子：ダイレクトはどういったチャネルになるのでしょうか？
海江田さん：一般的にはブックマークなどの直流入が該当します。
アイモバ子：となると、リファラルとオーガニック検索で主に差が開いているんですね。
海江田さん：リファラルを詳しく見てみると、サイトAの訪問数が徐々に伸びていることがわかります。
アイモバ子：概要だけで見るとまだ差はあるものの、時系列で見ると追い付いてきているんですね。
海江田さん：次に、具体的にどのサイトから流入しているかを見てみます。
海江田さん：リファラル元のサイトに対し、サイトAとサイトBが獲得しているシェアの比率を【競合トラフィックシェア】で見ることができます。やはり全体的にサイトBがシェアの大半を占めるものの、サイトによってはサイトAの方がシェアを獲得していたりと、優勢なサイトもあるようです。
アイモバ子：競合がどのサイトから流入を獲得しているのかを把握して、対策を打つことが大事ですね！
広告収益を最大化するための活用術
アイモバ子：先ほどご紹介いただいた様に、様々な使い方ができるシミラーウェブですが、広告を掲載しているメディア様はどういった使い方をしていますか？
海江田さん：例えばですが、競合サイトがマネタイズに使用しているアドネットワークやその先の広告主を分析できる機能があり、メディア・パブリッシャー企業には非常に好評いただいてます。自社と比較して他社のマネタイズが好調なのかどうか、好調だとしたらどのようなADNW/広告主によってもたらされているのか、ということを客観に分析し、自社の広告戦略の見直し、改善に活用するというのが普及しつつあります。
また、「オーディエンスの興味」という機能も人気です。自社サイトのユーザーが他によくアクセスしているサイトがわかる機能なのですが、「自分たちで考えている競合/併用サイトとは違う発見があった」というお声をよくいただきます。似たような競合サイトだけを分析するのではなく、「少し領域は違うけど共通のユーザーを持つウェブサイト」の人気コンテンツなどを参考にすることで新しいPV獲得のヒントを得られたという事例が結構あるんです。
まとめ
シミラーウェブを活用することで、競合サイトのアクセス状況や流入キーワードなどを把握し、分析に役立てることが可能です。また自社サイトと比較し、自社の立ち位置やなぜ他社が伸びているのか、自社の弱いポイントなどを確認し、PVを増やすための参考にしていただければと思います。
シミラーウェブのより詳しい使い方を知りたい方や有料版にご興味がある方は下記よりお問合せください。
