【Webサイト向け】業界動向から分かる必須の対策とは?2024年最新の収益化実践ガイドを公開!

目次

今後のWeb広告市場動向とは?

2024年1月から3rd Party Cookie廃止が段階的に開始されたことを始め、2024年もWeb広告市場では目まぐるしい変化が訪れる年になると予想しています。
CPMの減少も懸念となりますが、2024年1月~3月のCPMに関しては、2023年同時期比較でおよそ5~15%程度UPしていて好調です。
なぜCPMが好調なのか?CPMをアップさせるとある施策についてはのちほどご紹介します!

まずは2023年にWeb広告市場ではどのようなトピックがあったのか、業界動向やパブリッシャー様からお問い合わせが多かったものを3つピックアップして振り返ってみたいと思います。

①Google Chromeにおける3rd Party Cookie廃止の延期

まず大きいトピックの一つとして「Google Chromeにおける3rd Party Cookie廃止」が挙げられると思います。
Googleは2020年に廃止の計画を発表し、その後いく度かの延期を重ね、2023年後半には廃止するとしていました。
しかしそれも延期し、最終的には2024年1月から全ユーザーの1%から段階的廃止を開始しました。まだ大きな影響は感じにくいですが、徐々に廃止対象が拡大していくため、今後Webパブリッシャー様にとって課題の一つになっていくと思われます。

②確認クリックの発生

2023年は「確認クリック」についてのお問い合わせが多い年でもありました。
「確認クリック」とは、Googleのシステムが、広告にユーザーの意図しないクリックが発生していると判断した際に、広告主ページにアクセスする意思を確認する機能です。ユーザーは2回クリックしないと広告主のページに遷移できなくなります。
ユーザーにとってエクスペリエンスが向上する一方、パブリッシャー様にとってはクリック数の減少に繋がり収益が減少します。
この確認クリックが発生することが多く、大きな打撃を受けたパブリッシャー様も多かったと思います。

③MFA(Made-for-Advertisingサイト問題

世界的にMFAサイトが問題視され始めました。
MFAサイトとは、低品質なコンテンツサイトに大量の広告枠を設け、広告収益の獲得のみを目的とした悪質なサイトのことです。広告主からすると、費用が無駄になっていることやブランドを毀損する可能性があります。またユーザーからするとコンテンツの質が悪く広告ばかりを見せられるため、ユーザー体験を大きく損ないます。
既に広告配信事業者がMFAサイトへの広告配信をしないような動きがみられていますが、今後さらに拡大する可能性があります。

これらの市場動向から分かるように、年々プライバシー保護やユーザビリティの重要性が一層強調され、従来の広告配信を続けるだけでは収益性低下に繋がる可能性が高まっています。

広告CPMの変化

2023年と2022年のWebサイト市場のCPMを比較していきます。

2023年は2022年と比較し、全体的にCPMが前年を下回る傾向があり、一部の月では前年比で大幅にCPMが減少しました。これは広告予算の変動、広告主側のレギュレーション変更などもありましたが、確認クリックが多発した影響も大きくありました。

このように確認クリックの発生や3rd Party Cookieの廃止の動きを始め、市場動向からもわかるように、現状のままでは従来の収益性が保てない可能性があります。
では今後どのような施策が必要になってくるか、次の見出しでご紹介します。

収益を上げるために出来ること

収益を上げるために、今すぐできる施策を3つ挙げます!

広告配信設定の見直し

1つの広告プロダクトだけを使うのでなく、複数の広告配信プロダクトの活用をオススメします。
Googleアドマネージャーを利用している場合、ダイナミックアロケーションで設定している第三者ネットワークの見直しを行うことも有効です。
またヘッダービディングの実装も広告収益を最大化させる1つの手段となります。

ヘッダービディングについては下記記事でご紹介しています。

アイモバイルでは複数の最適な広告配信プロダクトの一括提供やヘッダービディングをご提供することが可能です!

②Googleポリシー違反対策をする

ポリシー違反に抵触すると、広告の配信制限・配信停止になってしまうため、収益の低下を招きます。
そのため、普段からポリシー違反に抵触しないように広告掲載をすることをオススメします。
アイモバイルでは、「確認クリック検知ソリューション」を提供しており、Webサイトで確認クリックが発生した際に独自ソリューションで検知が可能なため、Googleアドマネージャー上で通知が来ていない場合でも、迅速に確認クリックを検知し対策を講じることが可能です。

また、具体的なポリシー違反やその対策については、下記記事でご紹介しています。

③新しいフォーマットを導入する

別記事でもご紹介した「オファーウォール」のリワード広告など、新しい広告フォーマットの導入を検討しましょう。
ただし、CPMの高さだけでなく、ユーザビリティにも注意が必要です。ユーザー体験を向上させながら、収益を増加させることができる新しい広告フォーマットを導入することで、Webサイトの収益を向上させることができます。

今回ご紹介した各記事ですが、要点をまとめた資料をご用意しました!
特に2024年1月~3月のCPMが好調の要因は新フォーマット導入の影響が大きく、導入方法や具体的な事例なも公開しているので必見です!
ぜひダウンロードしてみてください!




    ※競合の方はお断りしています

    まとめ

    2023年は業界全体としてユーザーファースト且つ、広告主の利益を守る形での広告配信がより求められてると感じた一年でした。
    2024年も広告配信ルールの変更や規制により従来の配信を続けるだけでは収益が低下する可能性があります。
    最新情報のキャッチアップを欠かさないことはもちろん、まずは今の広告設定の見直しやポリシー違反対策など基礎的な対策をし、新たな高単価広告フォーマットの導入もご検討いただければと思います。
    広告収益最大化についてご質問・ご相談あれば、ぜひ下記よりお問合せください!

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